長野県飯山市は、かの有名な新潟県魚沼地区と関田山脈を挟んでちょうど反対側に位置し、知る人ぞ知る美味しいお米の産地です。日照時間が長く、昼と夜の寒暖の差が大きいという好条件が揃っています。そして特筆すべきは関田山脈に広がるブナの森です。ブナの森は稲作に適した大量の水を蓄えることができると言われています。そのことからブナの森は「緑のダム」とも呼ばれ、一説には1本のブナが蓄えられる水は年間８トンともいわれます。

特に飯山市は日本有数の豪雪地帯であり、この雪解け水がたっぷりと養分を含んで麓の田んぼへ流れていきます。生産量こそ到底及びませんが、味のよさでは「魚沼産コシヒカリ」をしのぐと言われるのはこういう理由からです。米の食味検査でも、最高の特Aランクを毎年いくつも獲得する地域なのです。

そして飯山地区の農薬使用量は寒冷地のためにとても少なく、他県では十分減農薬の申請ができるレベルです。ご注文いただいてから精米をしますので、精米したてのお米の甘さをお楽しみいただけます。ミネラル豊富なブナの森の水をたっぷり吸って育ったお米を、ぜひご賞味ください。